旅行記

『シマフクロウの宿(鷲の宿)』羅臼を訪ねて 絶滅危惧種は撮影できるのか?

『シマフクロウの宿(鷲の宿)』羅臼

年夏も終わりの8月23日
北海道知床を訪れました。

目的はは絶滅危惧種といわれるシマフクロウの撮影

その他、エゾヒグマやオジロワシを狙って
買ったばかりのニコンD560は撮影にも慣れないままでしたが思いたが吉時

絶滅危惧種シマフクロウとは

旭山動物園で撮影したシマフクロウ写真は後日旭山動物園で撮影したシマフクロウ

 

シマフクロウは、日本では北海道および北方領土に生息。日本国内では約140羽ほどの生息していると考えられています。まさに国の天然記念物で絶滅危惧種

フクロウとしては世界最大級の大きさで全長70㎝、翼を広げると約180cmという大迫力です。北海道でのシマフクロウの生態は 河川や湖沼で魚類やカエルなどを捕食します。

鷲の宿の近くのチトライ川には、シマフクロウの餌となるオショロコマが生息していてそれを捕食にやってきます。シマフクロウは広葉樹の大木の樹洞に営巣するそうですが羅臼の広大な原生林ではその巣を探すことは困難きわまりありません。

せめてこの鷲の宿でカメラにおさめることができればとの期待に胸を膨らませて羅臼までやってきました。

『鷲の宿』(シマフクロウの宿)

『鷲の宿』とは羅臼にある民宿で、シマフクロウの撮影ができる施設です。
8月23日にこの『シマフクロウの宿を予約して泊まりで撮影を試みました。

あいにくこの日は雨、ウトロから知床峠を超えて羅臼への道のりも雨で霧が出て視界不良

通常ウトロから40分ほどの羅臼『シマフクロウの宿』までの道のりも1時間を超える時間がかかってしまい宿についたのは夕刻

しかもついた途端に大雨に見舞われ
車からカメラや宿泊の道具を運び出すのも雨でずぶ濡れの始末

部屋に荷物をおいてバスタオルで体を拭いていると夕食の合図

ちなみにこちらが鷲の宿の夕食

カニなどはありませんでしたが羅臼の新鮮な魚介類が楽しめます。
宿泊は1泊2食付きで10000円
シマフクロウの撮影のみなら3000円となっています。

鷲の宿の夕食鷲の宿の夕食は羅臼の新鮮な魚介類

 

到着が大幅に遅れたこともあり
早速、食事の時間となりましたが、僕の他にも撮影の方が4組ほど

もう、先に食事を取り撮影の準備に入っていました。

『鷲の宿』では食堂と撮影場が同じ場所になっていて
食堂の窓からカメラを出して餌場に来るシマフクロウを狙えるようになっています。

食堂は夜間はずっと開放されていて、ここで自由にシマフクロウの写真撮影や観察ができる。海外からも写真を撮影に来ている。大型の本格的なカメラだ。

食堂のシマフクロウが現れる窓側にはカウンターがあってそこにカメラがセットできる。僕も餌場の近くを陣取りカメラをセッティング。

シャッタースピードをマニュアル通りにセットした。あいにく外は雨なので時折、窓を開けてシマフクロウの飛来を確認するが雨の音以外は全く気配なし。

東京の八王子から毎年撮影に来ているという50歳くらいの男性の方と話をした。シマフクロウは飛来すると餌場の近くの木に止まり鳴き声をあげるので来たかどうかはすぐわかるらしい。

また、餌は一晩に何回も取りに来るそうだ。雛のためらしい。早い時は夕方19時位、そして明け方4時位まで時間を開けて何回か飛来するらしいが、この雨で餌場が決壊して今夜は来るかどうか、、、

『鷲の宿』の撮影施設

『鷲の宿』の撮影施設シマフクロウの撮影 目に優しいライトを設置

夜間暗闇でシマフクロウが撮影できるのにはあるからくりがあります。絶滅の恐れがあるシマフクロウの撮影のために設置された装置です。80分の1秒で光る発光ダイオードが仕掛けてありますが、肉眼では暗闇に近い感じです。しかしカメラのシャッタースピードを80分の1秒にして発光ダイオードと同期させると! なりほど昼間のような明るさでシマフクロウを撮影することができるんです。

大雨でシマフクロウは現れず

シマフクロウは現れず_

 

夜間はさらに激しい豪雨となりシマフクロウの餌場の石も流され餌のオショロコマも流されてしまったようです。

結局一夜ほぼ不眠で待ちましたがシマフクロウは飛来せず。
シマフクロウの鳴き声も聞くことができませんでした。

羅臼の朝
オジロワシの飛翔 オジロワシは羅臼町の鳥に指定されている。遠目で見ても鳶より大きいし尻尾が白いのですぐに判別がつく。さすがは鷲、雄大に雨上がりの空を舞っている。

羅臼 オジロワシ羅臼町の鳥オジロワシが鷲の宿の上を飛来

朝方にオジロワシが宿の上を飛んでゆく姿を見れたのがせめてもの救いでした。遠くから見てもやっぱり大きい。流石に鷲です。

オジロワシは羅臼町の鳥、シマフクロウは斜里町の鳥に認定されています。

翌朝の食事

翌朝の食事も朝から魚介類で大満足ですがシマフクロウが撮れなかったのは残念

絶滅危惧種シマフクロウ保護 活動を見るため
鷲の宿の日誌を見るとヒグマが遡上するカラフトマスを狙いに8月12日
チトライ川を上っていったと

来年こそはリベンジ

シマフクロウの生態 旭山動物園へ